石岡市の不動産会社、キャピタルトラストの安達航です。
売却金額は一体いくらになるのか。そもそも売れるのか。
不動産を売ろうと考えている人は、様々な不安や疑問を抱えていると思います。
そのひとつひとつの不安や疑問を解消するために、まずは全体的な流れを把握してみましょう。
不動産の売却を決めたとき、誰もが「できるだけ早く、できるだけ高く売りたい」
と思います。しかし、不動産を売却する機会は、人生に何度も経験するものではありません。
初めて不動産を売却するときは、「一体、何から始めたらよいか分からない」など
不安の連続だと思います。
実際に、初めて不動産売却を経験した方にお聞きすると、
・査定額が適正なのか
・希望金額で売れるのか
・税金はいくらかかるのか
・リフォームをしないと売れないのか
などのお金に関する心配が圧倒的に上位を占めることが分かりました。
まずは、不動産売却の流れを知ることで不安を解消していきましょう。
1、売却計画を立てる
売却目的、理由を整理して確認します。
また借入金の残高、どれくらいの金額で売却したいかなどの条件を整理して
税金や相場などをできる範囲でご自身で確認します。
今はググれば大体のことは分かる時代です。
ご相談者と打ち合わせをしていても、皆さん先に調査などをしていることが多くなってきました。
すべてを不動産会社に任せるよりも、売主様も当事者としてできる範囲で確認することはとても重要です。
2、不動産会社に相談する
不動産会社に相談して、物件の市場、流通性等の情報を基に売却計画を確認します。
その後、査定を依頼する不動産会社を選びます。
3、不動産会社に査定依頼をする
不動産会社に売却希望条件を伝えて、必要な書類を提出して査定依頼をします。
基本的にこの査定依頼は無料で行われます。その報告を受けて、売却を判断し、売出価格などの条件を検討します。
4、不動産会社と媒介契約を結ぶ
5、販売活動をする
依頼された不動産会社は販売活動を開始します。
販売方法は、不動産会社の手法に委ねられますので不動産会社がどのような広告活動を行うのかをしっかり確認しましょう。
広告費等の販売にかかる経費は特別な広告を依頼した場合を除き、基本的には不動産会社が負担します。
6、購入申込と承諾
この書類には、購入希望金額、手付金、契約締結希望日、引渡条件などが書かれています。
条件などを確認し、承諾するか返答します。
7、契約の交渉
不動産会社は、売主と買主の契約条件の調整を行い、契約の成立に向けて尽力します。そして、売主と買主は双方が合意した契約条件に基づいた売買契約書を確認します。
8、売買契約の締結
重要事項説明を不動産会社の宅地建物取引士から受けた後に、売買契約を締結します。
その後、手付金を受領します。契約日当日に契約条件の交渉をするとトラブルになる可能性があるので、条件変更を希望する場合には、事前に伝えましょう。
9、決済と引渡し
司法書士が登記関係書類に不備がないことを確認した後に、買主が売買残金全額を支払います。同時に土地・建物を買主に引渡します。(鍵の引渡しなど)