石岡市の不動産会社、キャピタルトラストの安達航です。
不動産物件を探しているとベランダ、バルコニー、テラスなどの文言が出てきます。
言葉からなんとなくのイメージがわいてくると思いますが、
本日は、ベランダ、バルコニー、テラスの違いについて簡単にご説明します。
ポイントは
1、屋根があるか
2、階数(何階にあるか)です。
妻:「雨が降ってきたからバルコニーに干してる洋服を家の中にいれてー」と言ったら
夫:「うちにはバルコニーはないよ。。。あるのはベランダだよー」
なんて言われた日にはいかがなものでしょう。
妻:「そうなもん、どっちでもいいから、早く中に入れてー」
と機嫌が悪くなりますよね。
ベランダとは?
ベランダは屋根があれば1階でも2階でも3階でもベランダといいます。
屋根があるかどうかです。1階に屋根があれば、テラスではなく本当はベランダ。。。
屋根:あり
階数:問わない
バルコニーとは?
バルコニーは、屋根がないスペースで2階以上にあるものです。
屋根:なし
階数:2階以上にあるもの
間取図でよく目にする言葉ですが、実は誤用されていることが多いです。
マンションでは上階のベランダ部分が屋根という構造になっているものが多いですが、これはバルコニーではなくベランダになります。
ベランダと記載する会社もあれば、バルコニーと記載する会社もあります。
不動産物件を探すことができる大手ポータルサイトでは
ベランダという項目がないので、すべてバルコニーと表記しております。
実務では混在しているということです。
バルコニーには「ベランダとバルコニー」を含めている感じです。
当社が使用しているホームページの欄でもベランダという項目がありません。
バルコニーという項目しかないので仕方なく、本来はベランダだけどバルコニーに入れています。
そうなると、間取図にベランダと記載すると辻褄が合わないので、当社ではベランダでもバルコニーと記載しています。
テラスとは?
テラスとは、屋根がなく、1階にあるものです。2階ではテラス席とは言いません。
飲食店で屋根がある1階の外の席は、本来はベランダ席ですが、テラス席と言った方がイメージがお洒落なので、訂正はしないと思います
屋根:なし
階数:1階にあるもの